MyDelightのブログ 雑記fromFB

主にfacebookやtwitterに書き溜めていた雑感を埋もれないようにまとめたブログ

感動するのはプロだからか

前にも書いたかも。
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聴く人の経験値と心情、人生・生活の文脈、さらに言えば演奏会場の雰囲気次第だが、演奏聴かせて人を感動させられるのは、職業演奏家でも趣味のプレイヤーでも、両方ありえる。
聴き手の琴線がどこにあるかは聴き手次第だから。
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でも一定以上の演奏経験と技量を持った職業演奏家による演奏のほうが、演奏ミスとかないし、ツボはずさないし、いわゆるそのジャンルの耳の肥えたファンの鑑賞に耐えられるだろうし、結果的に感動させられる機会は多いだろう。
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そう書くと元も子もないが。
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逆に言うと、
例えば職業として演奏専門に活動せずに普段は会社員やってる人で、でも学生時代から演奏経験と技量を持ち、ミスも少なくツボ外さずに、熱いプレイとマインドで、ジャンルの耳の肥えたファンの鑑賞に耐えられる演奏をし、感動させることができる、いわゆるプロではないプレイヤーも存在しうるし、実際に存在するはずだ。
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さらに言うと、いわゆるプロミュージシャンという括りでも、演奏やレッスンという音楽関係からの収入よりも、別件で勤務したり商売したりでの収入の方がずっと多いという実態のプロミュージシャンもいるわけで。
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でもジャズクラブに来るお客さんは、
お金を払ってわざわざ見に来る人達で、無料ならば行く、という人は来ない。
まったくのジャズライブ初心者のお客さんよりは、そうでない人のほうが多く、
そして自分の時間とお金を引き換えに、感動することを期待している。どう心を揺さぶってくれるのかを期待している。
CDとかライブ演奏を聴いてきた蓄積があり、ある程度は耳の肥えたファンで
そういう人は、いかにも演奏経験が少なかったり演奏技能が稚拙だったりするのは見抜いたりするので、
そういったことを踏まえて、ジャズクラブというのは演奏する・できる人たちが来て演奏する場だ。